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日曜日の憂鬱

普段は 全く人見知りなし!知らない子でも すぐに友達になってしまう積極的なコタロウですが、ちょっと困るのが、あまり学校へ行きたがらないこと。特に土日の休み明けは ダメです。

いつもの事ではありますが、昨晩も布団に入って電気を消したら 「ぼく、明日ちゃんと学校に行けるかな?」 「ちゃんと眠れるかな?」 「眠れなかったらどうしよう」 「朝 起きられなかったらどうしよう」 「なんだか悲しくなってきちゃった…」と、泣き出しました。泣くのも、いつもの事。でもその泣き方が 子供らしからぬ泣き方で、声をころして むせび泣くっていう感じです。

「もっと大きい声で泣いても いいよ。いっぱい泣くと よ~く眠れるよ」と、抱きかかえながら 背中をさすったり、頭を撫でたり。10分もすれば大人しくなって 寝息が聞こえてくるのですが…。

でも 昨晩はそれを2回 繰り返しました!泣いていたのが静かになって寝息に
変わったので、あ~やっと眠ってくれた、と思ったら、また急に 「お母さん、ぼく
ちゃんと眠れるかな?うっうっうっうっ…」と、泣き出して。「大丈夫。いま眠ってたから!」 と。それから更に10分ほど泣いて、ようやく眠りに就いてくれました。

今朝は ちょっと不機嫌そうな感じでは ありましたけど、嫌がらずに出かけて行きました。コタロウ、いってらっしゃ~~い!!


    一年生はくたびれる

   一年生はくたびれる
日曜日の憂鬱_b0183566_1515073.jpg   道であう人どの人も
   「おやまあ今日から一年生
   しっかり勉強しておくれ
   えらい人になっとくれ」
   みんなに期待されるので
   だんだんカバンが重くなる

   一年生はくたびれる
   学校で先生がやかましく
   「みなさんおはようがざいます
   だれにあいさつするときも
   かならず帽子をとりなさい」
   帽子をとったりかぶったり
   頭と腰がくたびれる

      『二十一歳 白と黒のうた』 東 君平 詩集より
Commented by wkikyoko at 2009-06-29 21:41
コタロウ君の後姿が切ないなぁ。
母さんの言葉が素敵です。
Commented by melmo-44 at 2009-06-30 07:45
自分で産んだ子とはいえ、彼の心の中は 計り知れません…。
いろいろ感じながら、生きているんでしょうねぇ。

東 君平の詩集を 久しぶりに開きました。あぁ、やっぱりいいな~と。

コタロウ、今日は小雨の中を 元気に歩いて行きました。
Commented by vialetto at 2009-06-30 09:51 x
時間が無いと、自分の更新をするだけで精一杯。コメント、遅くなりゴメンネ~。この記事、昨夜、読むだけは読んでいました。
こういう子供の計り知れない気持ち、親として誠に切ない思いです。
ウチの小学校でも、毎年、朝、昇降口で泣いている一年生が見られるようです。やはり特に週明け・・・
でもだんだん、自分の心地よい居場所というか、立ち位置みたいなものが学校にもできていくから大丈夫。学校は楽しくなるはずです。

東君平の詩、素敵ですね。
知らなかったから、今度図書館で借りてみようと思いました。
Commented by melmo-44 at 2009-06-30 12:24
いつもコメントありがとう!無理しないでね。
普段は活発で元気だから、コタも夜に泣いたり 学校へ行きたがらなかったりするんだよ~なんて言うと、他のママたちに「うっそ~!コタロウ君が?」って驚かれます。
楽しく通ってくれれば何より!なんだけど。夜に泣いて、一日の清算をしてるのかもね。のんびり付き合いますわ^^
東君平の詩、子供の頃の感覚を思い起こさせてくれるかんじが 好きなのです。
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by melmo-44 | 2009-06-29 08:27 | 学校のこと | Comments(4)