2017年 07月 16日 ( 1 )

成長ホルモン治療 終了

初めて成長ホルモン注射を打ったのが、2009年6月。コタロウが小学1年生のときでした。迷いに迷って悩んで、父さんと何度も話し合って決断した治療でした。
あれからちょうど8年。ようやく最後の注射の薬液が終わり、先週 治療が終了となりました。

153cmで止まってしまったので期待通りにいかなくて、「選択が間違っていたんじゃないか」「治療なんかしなくても、これくらいは伸びたのかもしれない」「いや、治療自体が逆効果だったのかも」「何がいけなかったんだろう、何かが間違っていたんじゃないか」「でも主治医が言うように、治療をしていなかったら本当に150cmに届かなかったのかもしれない…」そんなことが頭の中をぐるぐる。

「男の子なのに、この身長で恋愛や結婚ができるのか‥」「バカにする心無い人もいるだろう‥」「私が死んだとき、コタロウが結婚していなくて一人だったら‥きょうだいがいないからコタは本当に一人ぼっちになってしまう‥」等々、考えても答えの出ないことを悶々と考え続け、重たい泥に足をとられて抜け出せないかんじになっていました。

でもねぇ、半年以上も落ち込んで改めて今思うのは、やっぱり、人は見た目の良さじゃないってこと。苦しんだからこそ見えることもあるし、ハンデがあるからこそ、わかる真実がある。
「今まで治療や手術をしてきて大変だったよね。それにお父さんが死んじゃって、悲しい辛い思いもしたし、不安で怖い思いもしたよね。お母さんも同じ。でもね、お母さんはいつも自分に言い聞かせてるんだ。“苦しんだり辛い悲しい思いをしたことは、絶対に無駄にはならない”って。同じように苦しんでいる人の気持ちがわかるでしょ?こういう経験が、いつか誰かの何かの役に立てれば素晴らしいことだよね」
そんな話をコタロウにしました。するとコタ、
「うん、俺もそう思う。苦しみなくして成長はないって、芥川龍之介が言ったそうだよ」
‥ん?芥川龍之介の言葉?彼がそんな風に言う?って疑問はあるものの、でもコタロウの力強い返答は嬉しかった。

子育ての目標は、子供の自立。コタロウが将来、自分の力でちゃんと自立して生活していけるようになること、それが一番大切な重要なことだと思う。
コタのことでは他にも考えなくちゃいけないことがいろいろあるし悩みは尽きない。でもとにかく「自立」の目標に向かって、ひとつひとつクリアしていかなくちゃ。

落ち込んでいた間、話を聞いたり励ましてくれたお友達、本当にありがとう。情報提供できてお役に立てれば嬉しい!なんて思ってたけど、結局はこっちが助けてもらってるなぁって思う。ちょっと時間はかかったけど だいぶ吹っ切れて、今はスッキリした気分です。


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by melmo-44 | 2017-07-16 16:24 | SGA性低身長症 | Comments(0)