2009年 10月 21日
リアルおままごと コタロウの場合
まだ小学校へ入学する前のことですが、公園へ遊びに行った時に そこで知り合った男の子の兄弟たちと、ままごと遊びが始まりました。コタロウは、お母さん役。男の子のお兄ちゃんの方が、お父さん役。そして、弟は赤ちゃん役。
初めのうちは、どこにでもありそうな普通の家庭内、という感じでおままごとが進んでいって、そのうち お母さん役のコタロウが喧嘩モードになってきました。そして お父さん役の子に向かって、
「まったく、あんたって人は!鼻の下 伸ばして なに考えてるのっ!?この、ろくでなしっ!!」
と、言ったんですよ…。役になりきっているコタ、「ろくでなしっ!」は、大音量でした。一緒にいた兄弟のママは、
「えっ!?すごいこと言うね」と驚きながらも、「おもしろ~い!」と笑い出しました。母さん とっさに、
「クレヨンしんちゃんのみさえちゃん(しんちゃんママ)のマネを よくするの!」
と解説しました。でも、うちの家庭状況だって思われたかもしれませんね~。ちなみに、母さんは父さんに向かって 「ろくでなし」と言ったことは一度も ありません。
また、違うところで違う日に、これまた おままごとでお母さん役になっていたコタロウ。お父さん役の子に向かって、
「私は あなたの操り人形なんかじゃないわよっ!!」
と、叫びました。これも公園かどこかで、周りに けっこう人がいた時でした。一瞬こちらに、驚いたような皆さんの視線が集中。そのあと、ざわめきが起こり、おもしろそうに笑ってくださる方も ちらほら…。
しかし、どこから仕入れてくるんでしょうね~、こんなフレーズ。あなたの操り人形なんかじゃないって、むかしむかしの昼メロドラマ!?今そんな言葉、使わないでしょ。これも、クレヨンしんちゃんかなぁ…。
コタロウのおままごとを見ている母さんは、子供の言葉=家庭内、とは思っていません。けっこう、テレビねたが多いので。昨日の記事の「毒」の話。アレだって、その子のお母さんが言っているわけじゃないと思います。テレビをつければ、アニメばかりじゃなく、大人のドラマ、ドキュメンタリー、ニュースなんかで色んな言葉が飛び交っている。ニュースでは、それこそ「毒」の事件や話題だって登場する。子供たちは、そういうところから常に新しい言葉をキャッチしているんじゃないかと思います。コタもそうですけど、大人としたら使って欲しくないような言葉ほど、子供は喜んだりする。そして新しく仕入れた言葉は使いたい。メディアの影響が大きいと思うんですよね~。
ままごと遊びを始めたばかりの幼児には、その子の家庭環境が全てでしょうから、家庭がそのまま表れるというのは ごもっともな意見かと。でも、小学生にもなってくると だんだん社会性が身に付いてくる。ままごととして表れてくるのは、ただ単に個人的な家庭状況だけじゃなく、家庭の外で見聞きしたことやメディアの情報なんかも加わってくる。大人たちが眉をしかめるような子供の言葉って、大人が作った大人社会の影響であって、大人社会を表しているってことなんじゃないかな~。
コタロウの声は高くてよく通るので、もっと 声小さくっ!!と言いたくなる場面は多々ありますが、こんな遊びも今のうちだけかな~と思って、楽しんで見ている母さんです。「おもしろい子ね~」と、笑ってくれる人もいるので、ね。
我が家は、赤ちゃんの頃からなるべくTVをつけない様にしております。
でもやはりSが見たがるから、日に好きな番組を3つ(1~1.5時間位)だけは見せています。
私は見たい番組があっても、TVをつけるとSも見ちゃうから我慢です。(というか、それほど見たくない)
だから、Sが言うことはまだまだかわいいものよ^^v
やっぱりvialettoさんは、しっかりしたママだね~!うちはテレビけっこう見てるよ。この間はコタロウ、「ねえ、お母さん。夫の無念を晴らすって、どういう意味?」って言ってた。じーちゃんと時代劇でも見てたのかな。
クレヨンしんちゃんは、コタも私も大好きだからよく見てるんだけど、わっ!これマネしそうでヤバイ!って言葉がでてくるよ^^;でもま、色んな言葉に触れて使ってみて、だんだん自分で言葉を選んでいってくれるんじゃないかな、って思ってるんだ~。恥ずかしさ、みたいな気持ちが出てくれば、使わなくなる言葉もあるだろうしね。
おっはよ~!教材ってゆ~か、何てゆ~かね~。見せすぎは良くないとは思うんだけど、なかなかキッチリできないのが現状。確かに、TVから吸収する言葉も多いけどね。
コタは絵本も大好きで毎晩 読んでいるから、素敵な言葉もどんどん浴びせて、それでバランスをとっているつもりの母ですわ^^;
私もほとんどTVは見ないし息子も小さい頃は決まったものしか見てなかったし(祖父母と一緒には見ていたと思うけど)、第一ままごとというのをやっていなかったので・・・汗
昔は女の子がメインで、台詞は家庭内のやり取りと相場が決まっていたから(笑)古い概念でモノを言ってはいけないという良い反省になりました。
まるりんさん、ありがとうね。
ごめんなさいだなんて、そ~んな!!家庭環境も絶対にあると思うんですけど、かなりメディアの影響大なんですよね~!本当にね、使って欲しくないような言葉ほど、すぐに使いたがります。そりゃ~ね、ビビッときたら実践したくなるのは分かりますけど^^;
この前なんかね、じいちゃんと遊んでいて、「うるせーんだよ、くそじじい!」ですって。じいちゃん優しくて怒らないから言いたい放題なの。即、母のげんこつが飛びましたよ。ごつんっ!!
私、ほんっとにびっくりしました!!! 即、叱って親子で謝りましたが、「母が叩いて躾けるから叩く子になるんだ」と言われました。
私は叩いて躾けたりしてないし、第一そういうことじゃないんだけど・・・
あ、ごめ~ん、話の内容が変わってしまった・・・汗(笑)
でもね、内緒の話、びっくりしたけど心の中で拍手しちゃった(爆笑)
ハハハッ!息子さん、おじいちゃんの頭をパコ~ン!って、リアルに想像してしまいました。叩いて躾けていなくても、こういう時期があるんですよね~。心の中で拍手!って、わかる、わかる^^でも、wewinさんは謝ったなんて偉いですよ~。
うちはね、よく見ていると、じいちゃんが わざとコタロウを怒らせるようなことを言って挑発して面白がってるの。だから、ほとんど私は 「はいはい、また じゃれ合ってんのね!?ケンカしないでよ」って感じでノータッチ。コタが「くそじじい!」と言った時だけ、言葉で叱るか軽いゲンコツです^^