2021年 09月 20日
コタロウ、大学生になりました〜再投稿〜
2019年 07月 31日
仕事のことと、コタロウのこと。
1年前の今頃は、必死で就職活動をしていた母さんです。履歴書郵送でアウト!なかなか面接までたどり着けない、という苦い思いをしました。けっこう焦っていたかも。でも、どうにか決まって働き始めたのが去年の9月。もう少しで1年になります。
うちの会社、マニュアルがないのにけっこう放置型。面接の時はちゃんと指導してくれるって言ってたじゃん!酷いよー!って思いながらも必死でやってきました。気が付けばもうすぐ1年‥ほんとに早いわ‥
なんの仕事かと言いますと、補聴器屋さんでの接客や販売、補聴器の調整などです。最初は本当にわからないとこだらけで毎日が緊張の連続で。もっと簡単に考えていましたが、全然簡単じゃありませんでした。なかなか知識や技術が要る仕事です。市や町への福祉申請の書類関係や耳鼻科医との連携もあったりで、毎日が勉強、勉強、、
この仕事、できれば続けて行きたいな~と思っていますが、けっこう遠くの店舗まで行かされるので、通勤時間がかかって大変なんですよ。帰りも遅くなっちゃうし。じーばーの世話と仕事と家事とで疲れてヘロヘロになっている母さんを気の毒に思ってか、コタロウはお風呂を入れたり洗濯物をたたんだり洗い物をしたりと、ちょこちょこ手伝ってくれています。
そのコタロウくんですが、高校2年生になりました。油画科へ進学したいということで、美大受験予備校へ通い始めました。わが家には、父さんが若い頃に描いた油絵が何点か飾ってあります。遺伝子だね~!父さんがいなくなっちゃったから、余計に父親を追い求めるっていうかライバル視するような気持ちが強くなっているのかな?って感じることもありますが、それはそれでよしってことで。
しかし現実問題、美大や芸大はお金がかかります。今の仕事は一応正社員なので、遠くの店舗まで行かされて大変だけど、絶対に辞めるわけにはいかない!と思ってがんばっている母さんです。
ところで、3月に行って来たNICUの同窓会。たーくさんの元超未熟児ちゃんたちが集まっていました。200人?300人位いた?両親揃ってパターンも多かったから多く感じただけかな。ホントに超未熟児だったの?って普通に大きくて全然わからない子もいれば、車椅子だったり酸素を付けている子もいたり。同窓会の会場は大学と病院の敷地内にある建物で、そこのホールに素敵な1枚の油絵が飾ってありました。早速コタロウは見入っていましたよ。で、写真撮ってました。
同窓会では当時の看護師さんが母さんを見つけて声をかけてくれました。未熟児外来で10年間お世話になったドクターにも会えました。先生や看護師さんたちがしきりに「ちょうみちゃん」って言うから、最初は ちよみちゃんって誰?カリスマ未熟児??と思った母さんでしたがすぐに気が付きました。「超未熟児ちゃん」の略だったのねー。
親はダメって言われて残念だったけど、元ちょうみちゃんの希望者はNICUを見学させてもらいました。もちろんコタロウも。
明日から8月、早いな~。急に暑くなってきたので体調に気を付けましょう。次にブログを更新できるのは、いつだろう…
2018年 11月 04日
うれしい手紙
『J 医科大学NICU同窓会のお知らせ』
「え~~~!?NICUの同窓会だって。行きたい、行きたい!コタ、行こうよー」
意外な内容に、母さんなんだか嬉しくなっちゃって興奮ぎみ。
「うん、いいね。行こうか」
ってコタ。出生体重1000g未満の未熟児ちゃんの同窓会です。
日付は、2019年3月21日。祝日だから、母さんの仕事も休みだわ。A4の参加申込書の半分ほどのスペースは「近況をお知らせください」という欄だったので、そこにコタが自画像を描き、「高校1年生になりました。美術コースへ通っています」と。
ここで命を救ってもらった。予定通り里帰り出産していたら、コタロウは今ここに いなかったかもしれない。通院や治療で悩みっぱなしだったけど、今でも悩みは尽きないけど、でも本当に感謝しています。当時のスタッフの皆さんにも、医療にも。
担当だったドクターやナースの方々は、もうそこには いないだろうな。会えたら嬉しいけど、16年前だものねぇ。すぐそこの手の届く未来に小さな楽しみができて、なんだか嬉しい母さんです。仕事や家のこと(相変わらずわがままなシズ子さんと、認知症のカズ男さんのこととか)で、心がガッサガサのささくれ状態になってしまうことが多々あるんですよぉ。環境のせいなのか更年期も入ってきているのか、どうも心の調子がよくない。けど、わくわくした気持ちになれるんだから大丈夫そう。こういう小さな幸せ感を大切にしなくちゃね。
2018年 08月 15日
この夏のあれこれ
母さんが夢中になっているっていうのにコタロウは全く興味がないらしく、それどころか準決勝まで勝ち進んだら球場まで応援に行かなくちゃいけないってことが心配なようで、「負けてくれればいいのに‥」って言ってたんですよ!みんな盛り上がってるんだから学校でそんなこと絶対に言うんじゃないよ!!とコタに忠告したところ、「言うわけないじゃん。空気読めないけどそんなにアホじゃない」だって。確かにこの暑さじゃねぇ、球場はすごい暑さだろうけどさ。
コタの高校の県大会テレビ応援をきっかけに高校野球がおもしろくなっちゃって、今就活中で比較的自由な時間があることもあり、ヒマがあれば高校野球をみています。車の運転中はラジオ中継で。それにしてもラジオのアナウンサーは凄いですねぇ、あれだけ早口でハッキリしゃべれるんだから。それに映像が浮かんでくるから素晴らしい!一人だけ女性のアナウンサーがいるんですよ。野球中継のアナウンサーって男性のイメージしかなかったから意外でちょっと驚きましたが、女性もいいなーって。
どことどこの試合だったか、どんな場面だったかは覚えていませんが、運転中に聴いていた時のこと。あるファインプレイに対して解説の方が、「それにしても職人技ですねぇ」とコメント。すると男性アナが間髪入れずに、「高校生なので職人ではありません!」。母さん、この会話がツボにハマって運転中ひとりで爆笑してしまいました。プロじゃないから職人って言っちゃダメなんだ?「職人技のようですね」だったらOKだった?
テレビの前で大声を発している母さんを横目に、コタロウは黙々と絵を描いています。絵はド素人の母さんから見ても、だいぶ上達してきたかんじ。この夏の初めに応募したアート専門学校のイラストコンテストで入賞し、先日授賞式がありました。「授賞式、お母さんも行きたい!行ってもいい?」「いいよ」ってことで、コタと一緒に行って来ました。審査員の中にはプロで活躍中のイラストレーターの先生が3人いて、コタの作品にも講評をくださり、コタロウはとても刺激を受けたようです。
いただいた賞品↓
最初ビッグサイズのタブレットだと思ったんですよ。でも家に帰って開けてみて、コタと2人で
「ん?タブレット?違くね?」
「コードが付いてるよ。パソコンに繋いで絵を描くやつ?」
調べてみたら、どうやらパソコンに繋いで描くやつらしいです。今使っているわが家のパソコンは、もうかなり古いし調子が悪いんですよ!しょっちゅう固まるし勝手に突然シャットダウンするし全く文字が打ち込めなくなったりすることも多い。せっかくこんな賞品をいただいたんだからパソコンを買い換えなくちゃね~。20年以上使っているボロい冷蔵庫と寝室のエアコン、コタロウが木刀をぶつけて色がおかしくなったテレビと掃除機も買い換えたい、、。しかしそれよりもまず、早く仕事を探さなければ。今は失業保険をもらっていますがもうすぐ終了です。履歴書でアウトが多くてねぇ、なかなか面接までたどり着けない。けど、めげずに頑張りたいと思います。夏の甲子園も、決勝まで応援するぞ!!
2018年 05月 05日